猫も杓子も豪華客船

これからクルーズ旅行に出かけてみたい人や、次の船旅をもっと充実させたい人に向けてこれまでの乗船記やコツを発信しています。

【寄港日編】船上生活ってどんな感じ?

【寄港日編】船上生活ってどんな感じ?

一度の旅行で複数の観光地をちょこちょこと楽しめるのはクルーズ旅行の大きな魅力だと思います。

前回前々回の記事では前後編にわたって乗船日の流れをお伝えしてきましたが、こちらの記事では寄港日の様子をお伝えします。

寄港日とは文字通り港に立ち寄る日のことですね。

1日のざっくりとした流れはこの様になります。

寄港日のスケジュール例

寄港日のスケジュール例

 

ツアーによっては寄港地に船が停泊して現地を2日間満喫できるよう日程が組んであるものもありますが、多くのパターンは朝着いて夕方出港パターンです。

 

 

前日夜に入港・出港時刻を船内新聞で最終チェック

予約の段階から入港・出港時刻はわかってはいるかとは思いますが、直前にスケジュールが変更になることもあるので、念のため前日の夜に配られる船内新聞で最終確認をします。

寄港地から寄港地への移動の間にタイムゾーンを跨ぐ際には夜中に時計の調整が行われるので気をつける必要があります。

 

寄港日の朝は到着前の景色を楽しむ

豪華客船のクルーズでは、移動中の多くの時間の景色は大海原かと思います。

遠くに見える島や行きかう様々な船を眺めるのはいかにもクルーズの醍醐味だと思う一方、正直ずっと見てるとあまり代わり映えしなくてちょっと飽きてくることも・・・。そんな船から見える景色が一番ダイナミックに変わるのが寄港直前です。

 

ずーっと見渡す限り海!状態だったのが、到着のおよそ2時間前くらいからは陸が近づき、次々と変わる町の景色を堪能することができます。

2019年のGWにNorwegian Blissでサンフランシスコに寄港した時には、港に入る手前でゴールデンゲートブリッジの下を通るのをデッキから眺めていました。

20階建ての非常に大きな船だったので橋にぶつかるのではないかというくらいすれすれのところを通過していき、無事に通過できた時には乗客から歓声が上がりました。

 

入港後は船内放送に耳を澄ませる

入港後、下船許可が降りて外に出れるようになるまでには1時間程度かかります。

特に国が変わる時やEU圏を跨ぐ時には許可が降りるまでに時間を要します。

また下船許可が降りた後もエクスカーション(船会社主催のオプショナルツアー)参加者の下船が優先だったり、ギャングウェイ(下船口)に長蛇の列ができていたりするので、直ぐには外に出れないこともあります。

そのため外の観光を自分で手配する場合には時間にゆとりを持って計画する必要があります。

 

寄港日は港に近づいたときから沢山の船内放送が流れます。

これらは船の運行状況や下船許可の状況などを乗客に知らせるためのものです。

エクスカーション参加の場合は集合時間と場所が指定されているので、それに沿って行動すれば大丈夫ですが、自力観光の場合は下船可能になったことが放送されるまでキャビンまたはレストランなどのパブリックスペースで待機します。

 

いざ、下船!

下船が可能になったら、ギャングウェイに向かいます。

通常の身の回り品の他、身分証となる乗船カードやパスポート(手元にある場合)は忘れずに持っていきましょう。

私は船内新聞も持っていきます。

緊急時の船会社への連絡先や最終乗船時刻などが書いてあるので便利です。

かさばると感じる場合は必要な情報だけスマホで写真に撮っておけば大丈夫です。

船の移動中に国をまたいでいる場合には、港で入国審査があります。

空港の入国審査と同じような感じですが、船の場合は審査官も事情が分かっているのであれこれ質問されることもなく楽勝です。

 

寄港地の楽しみ方

各寄港地では船会社主催のエクスカーションが提供されています。

自力で観光するか、エクスカーションに参加するかは迷いどころです。

エクスカーションを選ぶメリットとしては、

  • 渋滞に巻き込まれても船に乗り遅れる心配がない
  • 自分でいろいろ調べなくて良い
  • 自力では行きにくいところに連れてってもらえる
  • 優先入場など団体のメリットがある
  • ガイド、解説がある(日本語はほぼない)
  • 観光ビザをとらずに観光できる(ロシア)

などが挙げられると思います。

 

最後のロシアの観光ビザの件だけ特殊なので補足したいと思いますが、ロシアは通常の旅行で訪れる場合、日本人は観光ビザが必要です。

ただ、クルーズの場合だけ特例で、船会社のエクスカーションに参加して観光する場合はビザの取得が免除されます。

 

話を戻して、エクスカーションのデメリットとしては、

  • 自分で手配するよりも割高
  • 自由行動できる時間、場所が限られている
  • お土産屋に寄らされる

ということがあります。

 

私はいつもどうしているかというと、もともと個人旅行が好きなので、まずは自力で観光できるかを調べます。

その上で交通が不便、観光したい場所が港から遠方にあるといった場合にはエクスカーションを申し込んでいます。

 

また、エクスカーションと個人旅行の折衷案として、現地の会社が提供する観光ツアーに申し込むという方法もあります。

カナダのビクトリアに行った時には、ブッチャートガーデンという有名な植物園に行きたかったのですが、調べたところ公共交通機関のバスを使って行くと1時間以上かかることがわかりました。

そして滞在時間も短い寄港地だったのでせっかくたどり着いても観光する時間がほとんど取れない計算になりました。

定番観光地であり、もちろんエクスカーションでもブッチャートガーデンに行くツアーはありました。

でも1万円以上と高額でした。

ビクトリアのブッチャートガーデン

ビクトリアのブッチャートガーデン

そこで利用したのが現地の会社が運営するツアーです。

ブッチャートガーデンの公式HPを見たらガーデンまでの行き方のところにツアー会社の紹介があったのでそこにお願いすることにしました。

港から歩いていける場所からガーデンまでの往復のバスと入場券が付いているというプランで、金額はエクスカーションの約半額でした。

オンラインでチケットの予約ができたのも便利でした。

中の観光も自分たちのペースで自由にでき、帰りのバスの時間も選べたので結果的に私にとっては大正解でした。

 

お土産に注意

寄港地ではやっぱりお土産を買いたいですよね!

ただしクルーズの場合は持ち込みに制限があるものがあるので気を付ける必要があります。

例えばワインの場合は持ち込める本数が決まっていたり、持ち込んでも船内では飲めず下船まで預かられたりします。

心配な方はご自身の乗る船のルールをご確認ください。

あとは、クルーズ旅行では寄港地では荷物を持ち歩かなくてよいので、身軽だとついつい買いすぎてしまうことにも要注意です。

私は衣類の圧縮袋を持って行って帰りだけ服を圧縮してスペースを作ったりしています。

スペースはできても重量は変わらないのでめちゃくちゃ重たくなるのですが・・・。

 

再び乗船、次の港へ

最終乗船時刻に気をつけながら港に戻り、乗船カードのチェック及び手荷物検査を受けて船に戻ります。

ギャングウェイのところに空港のような手荷物スキャンがあるので、持ち込んでいけないものはここで没収されます。

乗船後は、少し部屋で休んで出港の様子を見届け、ディナー、ショー鑑賞が定番パターンです。

出港時間が遅めの寄港地では夜も現地で食べてから船に戻ることもあります。

自由に融通が利くのはクルーズ旅行のいいところです。

 

次回は終日航海日の様子をお届けします。